ノマクニヒコのブログ

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グレートジャーニー展

関野さんっていう人による展覧会。上野の科学博物館で来週くらいまでやっているそうです。

アマゾンのような熱帯地帯、アラスカのような極北地帯、ペルーのような高山地帯、砂漠のような乾燥地帯といった四つのエリアに暮らす人々の生活の仕方について展示しています。

一番印象に残ったのはアラスカのエリアです。住民で協力して、モリ一本でセイウチを仕留めます。隣にセイウチのはく製も置いてあり、こんなデカいの仕留めるのかという感じです。彼らにとって野生の生き物は必要不可欠なものであり、決して無駄にしたりしません。セイウチの皮を袋にして、中に肉をいれ、発酵させ保存食にするそうです。

衣服も野生動物から作ります。トナカイの毛皮で作った服は確かに暖かそうでした。人間には毛皮はないけれど、動物たちの能力を利用することによって生活しているわけです。

各エリアで映像がふんだんに使われており、視覚的に理解しやすい展覧会だと思いました。また、内容としては、自然の恩恵を借りつつ暮らす人々の展覧会としてとても面白いものだなと思いました。

関野さんはいろんな所にカヌーやら自転車やらで行っているみたいだけど、収入源はどこにあるんだろうと思いました。