ノマクニヒコのブログ

書きたいことを書きます。

組織体の悪いところは上下関係にある。ピラミッド構造とでもいおうか。

上から降りて来たことが絶対で、それに対して下は何も言えないという状態だ。

その命令が的確なら何もいうことはないが、実際にはそんなことはない。管理者は現場の状態を全て把握しているわけではないからだ。数字ばかりみていて、何も実態をつかんでいない。

つまりこれからは現場の判断や裁量で変化していくことが大切だと思う。そして組織体の構造も上下関係ではなく、並列が望ましい。ある人がある分野でリーダーになり、また別な時には部下になり、などである。


リーダーが常にリーダーであるなんて、なんて窮屈な世の中だろう。もっとそれぞれの人が自主性を取り戻していくことは出来ないのだろうか。人は得意分野がそれぞれ違う。小粒ながらもいろんな種類の花をさかせるのだ。誰かがやってくれるだろうではなく、自分から少しつづやるのだ。


そして、我々は数字や結果を重んじる傾向があるけれどもそれは違うと思う。我々が重んじるべきなのは、人と人の信頼関係だ。その人と今後も長く付き合っていくことができるかどうかだ。

一人一人が独立し、繋がって、数字ばかり求めるこのシステムに戦わなければならない。

機械に対抗するのは血の通った生身の人間の壁だと思う。