ノマクニヒコのブログ

書きたいことを書きます。

人生の転機は子育てだと思う。

僕は人生の転機は仕事でも結婚でもなく、子供が生まれることだと思う。

というのも自分の子供が2歳になって、本当に自分の人生変わってしまったなあと思うからだ。

独り身は自由だ。朝までクラブで踊ってもいい。気ままに旅するのもいいだろう。たくさんの人と飲み歩いてもいいだろう。でも世帯持ちはそうはいかない。子供が高校生とか大学生とかならまだしも、手がかかるうちは彼らのために時間をさかないといけない。そうしないと明らかに家庭が成り立たないと思うからだ。

うちは夫婦共働きなので、ある程度同じように家庭でも外でも仕事をしなくてはならない。それが我らの生きる道なのだ。どちらかがものすごい稼げる仕事をしていたら仕事内容も変わってくるとは思うが、今のところこの形に落ち着いている。

それぐらい小さい子供を育てるというのは人生においてインパクトがある。電車の中で小さい赤ちゃんを抱えてる女の人が立っているのをみると、重いだろうにと思うし、なんで誰も席を変わらないのだろうとか思う。明らかに人生観が変わったのだ。もし自分に子供がいなかったら小さい子供を抱えて移動する辛さもわからなかったろうし、子供の泣き声に対して寛容ではいられなかったろう。

でも普通に考えてそういうことに寛容でいられないってやばいことだと思う。なんで子供に寛容でないのだろう。なんで子供を育てることが辛いのだろうと。

子供を育てるってもっと自然なことだろう。誰もが普通にできることなはずだ。普通に考えて子供のほうが長生きするのだから子供を産まなければ人類滅亡である。

これはただ男女が結婚して一緒に暮らしている、ということでは生まれない考えだと思う。子供と大人は全くといっていいほど違う。

子供という存在が大きく僕の価値観を揺り動かした。そういった意味で人にとって子供を育てるということは人生の転機になるくらい大きなことだと思う。仕事や趣味の世界とは大きく違う。自分一人でまかなえることではないし、成長とか進化というものではない。

長い独身時代を経て、こちらの領域に足を踏み入れたのだ。そしてこの世界は一度足を踏み入れたのならもう元の世界には戻れぬほど強い力をもっている。