最近少しそのことに違和感を感じていています。
学校ならば学年が違うのでわかりやすいのですが、社会に出てしまうと相手が何歳か分からないですよね。僕はとりあえず明らかに年下でも敬語を使うように心がけています。慣れてきたらお互いにあまり言葉遣いを気にせず話すと思います。
日本人って外国の人と比べて仲良くなるのに時間かかると思うんですよ。それは敬語とタメ語っていう存在が大きいと思うんですよね。英語にはwould やplease というような丁寧な表現はありますが敬語はありません。日本では上下関係が大事ということから、尊敬語、謙譲語があると思います。言葉遣いの形式があることによって、相手と気軽に話すことが出来ず、仲良くなるまでに時間がかかるわけです。内容ではなく、言葉遣いが悪くて相手を不快にさせたらどうしようっていう心配があるわけですね。
言葉遣いという形式にこだわるのではなく、相手に対する態度にこだわるべきだと僕は思っています。
例えば自分がレストランの店員さんで、お水をお客さんに出すとしましょう。
「失礼いたします。お水でございます。」と丁寧に言ったとしても水をドンっ!てテーブルに置いたらどうでしょう。「お水だよ〜」といってどうぞって感じて笑顔で優しくお水をテーブルに置いたらどうでしょう。
言葉遣いはタメ語ですが、僕は後者の方が好きです。相手のことを尊重していればタメ語を使ったとしても、相手はそれほど不快に思わないと思います。
形式にこだわるのではなく、相手の気持ちや状況に心を配るべきだと思うのです。笑顔で優しく。
あんまり敬語とかタメ語とかに拘らずに相手のことを知りたいし、こちらのことも知ってほしいと思っています。