自然が素晴らしい理由。 - ノマクニヒコのブログ

昨日は仕事が忙しくて落ち込んでいました。気分が落ちると心も内向きになります。

どんよりするなぁと思いつつ子供を保育園に送りにいきました。すると頬に爽やかな風。その一瞬。まさしくその一瞬。僕の気分が変わりました。晴れていました。雲も静かに流れていました。とても気持ちのいい天気です。秋が近づいています。

自然は素晴らしいですね。法律で決まっている方向に吹くわけでもありません。誰かがコントロールしているわけではありません。つまり無秩序です。あるがままなのです。そこにあるもの。理由はよく分からないが何故か動いている。気圧が高いところから低いところに風は吹くそうですが、難しい話は置いといて。

人間は集落を作り、文明を作り出しました。無秩序である自然を切り崩し、秩序を作り出しました。生産性は飛躍的に向上しました。人々の生活は楽になりました。昔に比べて病気も少なくなったでしょう。これは素晴らしいことだと誰もが頷きます。

しかし秩序を作り出したおかげで、人は狭い箱に入らなければならなくなってしまったのです。人によってはとても窮屈です。でもとりあえず入らなければいけません。理由はみんなが入っているからです。

それに比べて自然はなんと伸びやかでしょう。誰かが作り出した箱などには収まりきるはずがありません。あまりに大きすぎますし、自由すぎるのです。

人は動物の一種です。いくら上手くやろうと思っても、動物なんです。そこを忘れて秩序化された世界に身を置き過ぎると、精神的にも肉体的にもやられてしまいます。たまには自然に触れて心をストレッチするのがいいと思います。建物やルールに囲まれて縮こまってしまった身体を伸ばすのです。

もともと世界は無秩序だったのです。何が起こるかなんて誰にも分かりません。誰にもコントロール出来ないことだってあるのです。日本はよく自然災害が起きます。人々は自然を畏れていたのです。そこから神道の道が始まったと思います。

祈り。心の平穏を保っていたいですね。

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