内村鑑三の「いかにして余はキリスト教徒になりにしか」を読んでいる。
ぼくはいかにしてキリスト教徒になったか (光文社古典新訳文庫) https://www.amazon.co.jp/dp/4334753078/ref=cm_sw_r_awd_lbCbwb7B322AR
こちらの新訳は現代語なので読みやすい。内村鑑三が北大の前身である札幌農学校でキリスト教に回心した話。
それまでは八百万の神の神道を信じていた内村鑑三が、たった一つの神を信じるキリスト教にのめり込んでいく様が面白い。根がまじめな内村さんは、たくさんの神を信じる必要がなくなってスッキリしたらしい。親兄弟にまで熱心に勧めるあたり、キリスト教徒だなあと思う。外からみてたら驚くだろうが本人からしたら真剣なことってたくさんある。
キリスト教に少し興味を持った。信じるというよりも学術的に興味がある。およその知識は持っているが、細かい知識はない。キリスト教には派閥が多く、どれがどういう特徴を持っているのか分からない。ルターがカトリック教会を糾弾して宗教改革が始まり、庶民には読めなかった聖書をドイツ語に翻訳し、プロテスタントが始まったのは有名だと思う。それまで教会が独占していたものが庶民へ解放された。いろいろと調べてみるとそこから多くの派閥が生まれているようだ。
アマゾンで検索してみて一番レビューが高かった本を買ってみることにした。
人は文化から影響される。宗教の力は弱くなったとはいえ、まだまだ影響力が強いと思う。あくまでも他者理解のための宗教勉強である。
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