共学の人は分かると思うが、男女が決して混ざることはなく男女別にたむろしている。
かくいう僕も中学時代や高校時代は共学でありながら女子と話せなかった人間だ。休み時間は男友達とキャッチボールしたり、アメフトボールを磨いたりしていた。あんまりクラスに馴染んでなかったんですね。
なんでこんなことになってしまうのだろう。この学生時代特有の男女の壁は実にもったいない。のちのち異性と付き合うにあたり相手のことを事前に知っておくのは大切なことだ。無駄な衝突が生まれずに済む。
もちろん女子と話せる男もいる。それは妹がいたり姉がいたりなど初期状態で女子慣れしている人が多いと思う。僕は男三兄弟だったのでそういう環境になかった。
男子は男子、女子は女子で学生が固まってしまう理由。
それは同じ年齢の人間がクラスに固められているからではないか?
もしクラスの中におばちゃん、おばあちゃん、おじさん、おじいちゃん、小学生がいる、となったら男女別にたむろしているという状況は生まれにくいのではないか。
つまり同世代であるからこそ異性を意識してしまう。同世代は恋愛対象になりうるからだ。もし恋愛対象には絶対にならない世代の人たちもクラスメイトだったなら容易に女の人とも話せるような気がする。気を使わないから。
女子など3歳ごろから女子だ。オシャレが好き。お喋りが好き。どの世代から女子を感じても勉強になると思う。上の世代の人は性的なことに関してもそれほど恥じらいがないので、こちらも聞きやすい。
同世代で固められた中学、高校。もっと早い段階で女子慣れしておけばもっと楽しい学生生活が送れたかもしれない。
そんなことを考えていた。