チンパンジーは乱交状態。集団を作っています。ボスチンパンジーはいるそうですが、補佐的な雄チンパンジーもいるそうです。オス同士同盟関係を作って群れを組織しているそうです。
ゴリラは一夫多妻。オスゴリラが何匹ものメスを囲います。オスは闘いに勝つため巨大化しました。
そういうことが詳しく以下のブログに書いてありました。とても面白かったです。
一夫一妻制にすることによってオス同士の争いが減る。資源を持ってこれるオスがモテる。有能なオスをめぐって女同士争いが起きる。なるほど、なるほど。たしかにそうですね。
人間はオス同士のメスをめぐる争いを最小限にして、社会という歯車を作ることに尽力したのかもしれません。そのための一夫一妻制でしょう。日本ではどんなにモテる男でも結婚出来るのは一人だけです。一度結婚したのならあとは仕事をするだけです。
もしも福山雅治さんと何人でも結婚出来たら、どれだけの男の人が結婚できないでしょう。
一夫一妻の方が結果的に多くの人が結婚できる。種族が繁栄する。それぞれが分業化して効率のいい生き方を模索した。
農家の人が野菜を作って、シェフがレストランで料理を作る。シェフは野菜を作りません。人間は優れた分業を良しとしています。
社会を作るからにはルール作りも必要です。法律を守らないものには処罰が下ります。
こうして強固な社会というものが出来上がったのですね。
そのおかげで受けられるメリットもあればデメリットもあるわけです。
コンビニにいけば食べ物は買えますし、家では電気がついています。それもこれも社会のおかげです。人間一人だけでは簡単に加工品は作れませんし、電気も作れません。
デメリットもあります。
社会に従わないといけないということです。社会は個人を抹殺します。その最たるものは戦争でしょう。自分がやりたくなくても国家のために殺人をしなくてはいけません。恐ろしいことです。
このがんじがらめの社会で個人がどのようにいきいきと生きていくか。
それが人間に課された問題でしょう。