でも結局一冊も買いませんでした。正確には買えませんでした。あまりにも本がありすぎました。本がありすぎて選べません。
結局小規模店舗のくまざわ書店で2冊買いました。こちらのほうが選びやすいです。置ける量が少ないですから。売れている本のみが置かれているわけです。
新潮文庫の100冊とか、編集者が選んだとか、そういう棚からのほうが選びやすいですね。グーグルが検索業界で成功したように、本もセレクト能力というものが重要になると思うんです。
このまま放っておくと本は無限に増えていきます。紙というものが発明されて、印刷技術が生まれて、聖書がドイツ語に翻訳され、普通の人が多くの情報に触れることが出来るようになりました。本を書く人もどんどん増えています。最近では電子書籍も生まれました。僕も出版出来るかもしれません。
その結果がこれです。本がありすぎて選べない。情報を整理することが必要です。徹底的な主観によって。本を読んでいる人が勧める本は大抵面白いです。
ということで今まで読んできた本で面白かったものを紹介していこうかなと。それには評価基準が必要ですよね。星で表したいと思います。
本の面白さ
読みやすい ★★★★★
学べる ★★★★★
表現が美しい★★★★★
この3つかなと思います。
新書の場合、読みやすさと学べるが大事かなと。
小説の場合、読みやすさと表現の美しさが大事かなと思います。
いずれにせよ読みやすさは大事ですね。表現力のない文章は読むに耐えません。
僕は面白い本を見つけたらその人が書いた他の本も読みます。同じ人間が書いたものは同様に面白いことが多いからです。昨日も太宰治の津軽という本を買いました。太宰が津軽を旅する紀行文のようです。津軽に興味があるのではないですが、太宰治が書く文体には興味があります。
今から金沢に行ってくるので新幹線の中で一つくらい書けたらいいなと思っています。