A 、求人しているところに応募する。
B 、自分でやれること、やりたいことを開示して応募を募る。
この二種類かなと思います。Aは一般的な方法です。
相手が受け入れてくれれば働くことが出来ます。
ただこれはよくある資本主義の形ですね。
その時給なり給与で、自分の労働力を無限に雇い主に差し出すということです。
当然向こうの要求に応えなくてはいけないし、自分で新しいことを始めるというのは難しいかもしれません。
もしも自分がそこでもう学ぶことがなければ、長期間雇われているのはあまり得策ではないのではないか、というのが最近の僕の考えです。慣れてくると仕事って惰性になりがちですよね。
続いて。
B。自分が出来ること、やりたいことを開示して仕事を募る。
これは自分から発信していく方法です。いまや色んなマッチングサイトがあります。自分のことを何処かのサイトに登録しておけば誰かが自分を求めてくれるかもわかりません。
仕事の量は不安定かも知れませんが、自分のやりたいことを仕事にすることが出来る。
とてもハッピーな響きですね。
自分のやりたいことが出来る。
でも本当に自分がやりたいことってなんでしょう。僕はそこが一番問題なんじゃないかと思っています。
やりたいこと。それはもしかしたら今は未開拓の分野かもしれない。もしかしたら先行者がいるかもしれない。
最近よく読む本で出てくる、高村光太郎さんの詩で
「僕の前に道はない、僕の後ろに道が出来る」
というものがあります。
何か新しいことを始めるとき、人は結果的に荒れ果てた獣道を歩くことになります。草はボーボー、虫に刺される。夜になればフクロウが目を光らせ、不気味に鳥たちがわめいている。
そんな道です。そら不安にもなりますわ。
未開拓の分野を歩き、成功者となった人たちはみんなそういう道を歩いています。
大なり小なり人生ってそういう所があります。無難な道は探せばあるけれど、それはみんなが歩いている道であって、必ずしも安全ではないのです。
みんなが歩いているから安心だといって流されていたら、最後は滝壺だった。そんなことも起こるかもしれません。
とにかく生きていく上で大切なのは、
「自分の頭で考えること。それを不安に思わないこと。」
そういうことではないかと思います。無限なる選択の連続。あっちに行けばどうなるのか。こっちに行けばどうなるのか。正解はやってみなければ分からない。
とにかく試行錯誤の末、結果を出していくしかないですね。
未来は分からないから不安でもあり、楽しくもある。予想出来る未来ではなく、ワクワク出来る未来を。