ノマクニヒコのブログ

書きたいことを書きます。

愛情を育てる。

息子は元気だ。でも甘えたがり。自分でいろいろとやりたい。元気に暴れまわっていたと思ったら、眠くなって寝てしまう。何をやっても機嫌が悪いときもある。そういうときは眠いときだ。

 

人間の本能というものはこういうものなんだと思う。大人も疲れてきたらイライラする。それぞれの我儘を持っている。本当はこうやりたいのだが、他人を優先して我慢したりする。子供にはそれが出来ない。本能むき出しだからだ。

 

そういう本能の人たちを受け入れるのは、真の愛情が必要だと思う。

 

嫌だなと思ったからといってどこかに捨てることは出来ないし、ゲームのように電源を切ることも出来ない。相手の全てを受け入れることが必要だ。そして、受け入れることを諦めることは出来ない。

 

Aを試してみて駄目だった。じゃあBはどうか。うまくいかない。じゃあCを試してみよう。人間というのはそれぞれ性格が違うので、全ての赤ちゃんにうまくいく方法もないと思う。試行錯誤で色々と試していくしかない。お腹がすいた。ご飯をあげる。オムツを変える。寝かせる。そういうところは普遍的だと思うけれど。

 

子供が出来たことによって、子供に対する態度を親として試され続ける。大人同士だったら別れることも出来るが、子供に対しては出来ない。子供は1人で生きていけないから。

 

ある意味試練だ。大変ではあるが、人として成長出来る機会でもある。自分の愛情の器を育てるチャンスだ。

 

子供を育てるようになってから、他人の子供でも微笑ましく見れるようになった。親の苦労も分かる。街を歩く高齢の方が子供を見て微笑むのは、きっと昔を思い出しているからだろう。自分で育てた愛情を湧き上がらせて微笑むのだ。

 

たまにしんどいときもあるけれど、救われるときもある。子供が可愛くて泣きそうになるときもある。

 

そういう愛情の器を育てる訓練だと思って、子供に接していきたい。