彼のブログを読んでいると、なるほどと思うことがたくさんあります。
いまや大企業が市場を支配している世の中ですよ。そんな中いろんな問題が起きていると思います。
端的にいうと、組織は個人を殺して存在していると思います。個人の考えなんてないほうがいいし、企業は基本的に数字しかみないわけです。数字が上がればハッピーだし、数字が下がればアンハッピーです。Aさんがどういう人とか、趣味はなんなのかとか興味がないわけです。
それゆえ組織の犠牲になる人たちが出てきます。
本当はこういうことがやりたいんだけど、会社がイエスと言わないから出来ないとか。全く違う仕事が実はやりたいとか。
組織に勤めている以上、大なり小なりそういう悩みがあると思います。
多くの人はそういう気持ちを殺したまま勤め続けているんだと思います。もしくは組織に甘えて生きていく。勇気のある人は独立したり、転職したりするんでしょう。
つまり、人間の本能として好奇心が人を動かすエネルギーになってるってことですね。
好奇心だけで生きていけたら最高です。冒険家とかそういう類ですよね。死ぬかもしれないけど海を渡っていこうとする。
ただ生活のためには、お金を稼がないといけない。
全てを得ることのいかに難しいことか。
ワクワクしたまま新しいことに挑戦できて、お金もある程度稼げたら最高なわけです。
自分でブログをやってその広告収入で生活する。
自分で動画をアップしてその広告収入で生活する。
そういうことをして自分のやりたいことをやってお金を稼げている人もいる。
でも、僕が一番大事だと思うのは、お金を稼ぐことではないと思うんですよ。
自分が楽しいと思えることを見つけることだと思うんですよ。
ちなみにいまの僕の場合、料理を作ることだと思います。
根源的なところでいえば「誰かをもてなしたい」「誰かのことを知りたい」「自分のことを知ってほしい」だと思います。家で料理作って、誰かとご飯を食べたのなら、その全てが実現出来ます。
だから僕はお客さんを家に呼んでご飯を作るのが好きだし、休みの日は家族のためにご飯を作ったりするのだと思います。
それでお金を稼げたら最高だけれど。まずはそういう自分の性格を分析して、楽しいと思えることを見つけることが大事なんじゃないでしょうか。もしそれが見つかれば、次の一手を打つことが出来ます。天職を見つけやすくなるかもしれない。毎日が楽しくなります。
自分も楽しい。そしたら相手も楽しい。最終的に社会も楽しい。
そういう矢印が向くように人生を転がしていきたいですね。
問題は、自分が楽しいだけで終わってしまうことなんですよね。趣味だけにしてしまう。それをどうやったら他人に還元できるか。そこが好きが仕事になるかどうかの分かれ道な気がします。