僕は料理もしますけど、お菓子も作ります。なぜか。
女子ウケするからです。
女の人はお菓子が大好きです。お菓子をあげたら喜びます。そして手作りと聞くとなお喜びます。僕は女子に喜んでもらうのが大好きです。だからお菓子を作ります。最近ではうちの息子も喜んで食べるので、それも理由の一つです。
男の人はお菓子に対して執着しません。せいぜいラーメンでしょう。この前豚骨から煮込んでラーメンを作ったのですが、男の人から「いいね!」が集中しました。男を落とすには豚骨ラーメンです。カレーといい、肉じゃがといい、男の人はお肉を煮込んだときに出るエキスが好きなんじゃないのかな。
これはなぜなのか僕にはよく分かりません。女と男では身体の組成が違うのが原因でしょうか。女子はかわいいものが好きだからでしょうか。
まあいいでしょう。
ここで僕が言いたいのは、「自分が好きなものは自分で見つけるのではない。何かをして誰かに喜んでもらったり、褒めてもらったりした経験から自分の好きなものが見つかるのではないか」ということです。
僕がシフォンケーキを作り出したのは、シェアハウスに住んでいたときに住人の人たちに喜んでもらえたからです。そこから様々なシフォンケーキを作るようになりました。作れば作るだけ食べてもらったし、おいしいねと褒めてもらいました。作るモチベーションもグングン上がります。作れば作るほど上手くなります。さらにみんな喜んでくれます。以下無限ループ。
好きこそものの上手なれといいますが、褒めてもらえることほど好きになることはありません。褒めてもらえる=他人からのニーズを満たせる。ゆえにそれを続けていけば多くの人を楽しませることが出来る。
自分が好きなものを見つけようとするよりも、他の人から褒めてもらったものを伸ばしていくほうが大事だと思います。