イケダハヤトさん、ヒビノケイコさん、プラユキさんっていう三人の座談会の本を読んだ。
良かったと思う。周りに振り回されることが多い世の中で、瞑想をすることによって落ち着くことが出来る。瞑想といっても仰々しいものではなく、ちょっと落ち着きましょうよ、っていうやつだと思う。
最後の「あなたにとっての成功ってなんですか」というフレーズがとても良かった。
僕にとっての成功ってなんだろう。
まぁ成功しなくてもいいんじゃないかなと思う。いま8割くらい幸せだから。最高というわけではないけれど、わりと満足している。それはなぜだろう。きっと僕が望む状況が八割くらい実現出来ているからだと思う。
大切な家族は健やかに暮らしているし、尊敬する友達にもたまに会えるし。好きな料理にも挑戦できるし。お菓子もたまに作れるし。どれも自己満足度が高い。自分がやりたいことが出来ている。
自分を世の中の成功のテンプレートにはめないことが大事だと書いてあった。こうすれば幸せだとか、こうすれば成功だとか、いろんな人がいろんなことを言っている。でも、そんなものは最初から存在しないんだよ。
あなたにはあなたなりの、僕には僕なりの、幸せのカタチや、成功のカタチがある。
僕の場合、知り合いや家族に囲まれて暮らしていることに意味があると思う。もしも彼らがいなかったら、僕はこの世に生きている意味があまりないんじゃないかと思う。
映画キャスト・アウェイで、トム・ハンクスが無人島で暮らすシーンがある。ああいう状況になったとき、僕はどういう気持ちになるんだろう。希望に満ちて暮らしているだろうか。それとも絶望に満ちて暮らすだろうか。とりあえずあまり楽しくはないだろうなと思う。穏やかに暮らすことは出来るだろうけど。
それほど周りにいる人たちは僕にとって大切な人たちなんです。
本を読んで、いろいろ考えさせられました。