ある日僕がSEKAI NO OWARIの「dragon night」をユーチューブで探していると、日本語ではなく英語バージョンで公式ビデオがありました。
Fukaseさんが英語を歌っていたんですが、それを聞いていた嫁さんが、
「こってこての日本人英語だね」と一言。
「ええ〜、どのあたりが?」と僕。
「そうね、tとかpとか破裂音の息が出てないよね。」
なるほど。言われてみればそうかもしれない。ていうかよくそういうの分かるな。耳がいいんだな。
でもなんで日本人英語になってしまうんでしょうか。それはたぶん、日本語にそういうふうに音を出す言葉がないから。
破裂音なんて使いませんよね。日本語は「ん」以外全部母音で終わるんですから。
A I U E O , KA Ki KU KE KO,,,,
英語って世界中で話されていますけど、全て同じ英語じゃないんですよね。アメリカ人の英語とイギリス人の英語ですら違う。日本人の英語も、韓国人の英語も、中国人の英語も違う。
アメリカ英語とイギリス英語の違いはともかく、アジアの国々の英語は全部母国語の影響を受けています。これがうちらの英語じゃ!そっちが理解せい!っていうのもアリかもしれないけど、通じなければ意味がないですから。
実際に使われている発音を勉強しておくことに損はないでしょう。
英語を話すときは、そもそも日本語にはない発声があることを理解しておいたほうがいいなあと思いました。