そもそも政治家って必要なんでしょうか。間接民主制をしいている日本では代表者を選んで、その方がさらに代表者を選んで首相が決まるわけです。国会議員はだれのために仕事しているのだろう。
多くの方は支援団体のために働いているのでしょう。地元のために働く、とかいう国会議員の人もいるけど、同じ地元の人の中でも違う政党支持の人もいれば、どこも支持していない人もいるわけで。満遍なく地元の人の意見を聞いてくれるとは思い難いですよね。
まぁつまり、多数決によって決められた最大多数の幸福を実現するために国会議員の人たちは働いているのでしょう。
それも投票率が高ければ納得がいくのですが、前回の衆議院議員選挙の投票率は、60パーセントほどらしい。衆院選投票率59・32%、戦後最低の背景に… : ニュース : 衆院選2012 : 衆院選 : 選挙 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
明らかに全体の意見が集約されてるとは思えない。
そもそも僕は多数決というのが嫌いで、そのシステムを採用してる時点で納得いかない。もちろん多数決で決めなければより面倒であるし、代表者が決まらないかもしれない。ただそういった無駄を省くシステムというのが、結局誰でも一緒でしょ、という気持ちを生み出すことになり、政治への不関心を呼ぶことになるのではないでしょうか。
人間は自分に関係あることや、少しでも接点を持ったものに愛着が湧くのだと思うのです。
あまりに大きい問題や自分に関係がなさそうな問題ばかり羅列されても実際よくわからないと思うのです。それが政治家の力によって変わったとしても自分たちの生活にはあまり影響がないこともあるでしょう。
つまり、我々がやるべきなのは自分たちの身近な問題を自分たちで解決することなのではないでしょうか。そこに政治家は本当に必要でしょうか。
そういう小さな改革のムーブメントが起きやすいような環境を整備していくことが政治家の仕事なのかもしれません。