ノマクニヒコのブログ

書きたいことを書きます。

米国株投資をして学んだこと。

現在2022年、11月12日。

 

アメリカの消費者物価指数が低下したということで、アップルだかアマゾンだかの、ハイテク系の株の株価が上昇しています。

 

僕は今年の夏ごろから、米国株式に投資していました。まだ3ヶ月ほどですが、それで学んだことをまとめてみたいと思います。

 

株価は

 

「世界情勢×銘柄×タイミング」で決まる。

 

最も重要なのは、世界情勢です。

 

今年のテーマは「インフレ」と、「ロシアウクライナ戦争」ですね。

 

ロシアが2022年3月に戦争を始めました。非人道的な行為に世界は怒り心頭。西側諸国がウクライナ側に武器提供しました。かつ、経済制裁としてロシアとは取引しないことにしました。

 

おかげでロシア、ウクライナの天然資源や小麦が世界中に回らなくなりました。バイデンさん、わざわざサウジアラビアまでいって原油増産頼んだのに、聞いてもらえず。

 

アメリカのエネルギー関連株の株価が上がってるのはこのせいです。

 

とりあえずアメリカは世界一の原油生産国なので、エクソンモービルだとか石油生産会社は大儲かり。サウジアラビアなど中東も大儲かり。アメリカのエネルギー関連株が上昇しました。

 

続いてインフレ。

 

去年アメリカは、コロナの影響を鑑みてみんなにお金を配りまくりました。

 

結果、市中にお金が回りすぎて、インフレになる。お金持ちはいいけど、貧乏な人は困っちゃう。家に住めないし、食べ物は買えなくなる。

 

そこでアメリカの中央銀行が、利上げを行なって、お金を市中から巻き上げる。

 

アメリカは、小麦やらエネルギー資源も大量にあるし、金利も高い。ロシアウクライナ戦争の影響を受けにくい。

 

ゆえにドルが買われて、ドルの価値が高くなる。他の国の通貨の価値が下がる。

 

そうなると、アメリカ国外に物を売ってるアメリカの会社は大きく影響を受けます。

 

アップルの製品は世界中で売れてます。でも外で稼いでも儲からないんですね。ドル以外のお金の価値が落ちてるから。価値が低いお金をたくさんゲットしても効率的ではないですよね。

 

だからハイテク関係の株価がずるずる落ちる。Gafaとか言われてる会社の決算が思ったより良くない。それでもめっちゃ稼いでますけどね。

 

逆にアメリカに物を売ってる日本の会社は大儲かり。円よりドルの価値が上がってるから。最近最高益とか言ってる日本の会社はだいたいそれです。

 

つまり、最も重要なのは世界環境です。その渦の中心がアメリカです。最もパワーがあるし、影響力がある。人口は増えていくし、資源ももってるし。

 

現在の懸念事項は、「インフレ」と「ロシアウクライナ戦争」です。

 

この前アメリカのインフレの度合いを表す指数が予想よりも低かったので、今まで痛めつけられてた、ハイテク関係の株価が上昇しました。アメリカの中央銀行金利を下げる可能性が高くなったからです。

 

ただこれは勝手な予想に過ぎません。だいたい、みんな勝手に予想して、勝手に大きな波を作ります。可能性で動くんですよ。

 

まだインフレ終わってねーよ!ってアメリカの中央銀行が市場を戒めて、また金利を上げる可能性もある。今回指数が良かったので、その可能性が低くなっただけです。そして、がっかりして株価が大きく下がる。という可能性もある。

 

次のアメリカの消費者物価指数の発表が12月14日らしいんで、そこまでは大きなニュースがなければハイテク関係の株価が上がるんじゃないかな。

 

あとはロシアウクライナ戦争が早く終われば世界が動くと思います。