成功する人間は、スプーンに入っている油を一滴も落とさずに屋敷の中を歩き回り帰ってこれる人間だと。
つまり、目の前のことも注意しつつ、かつ周りのことも見れて行動出来るかどうかが成功の鍵だということだ。
僕は遠くを見るのが好きだ。もし遠くで光っている星があるのならそればかりに目がいってしまう。
その代わり現実的な問題を見るのが苦手だ。特にお金の話。考えているうちにああ面倒だなと思ってしまう。とりあえず稼げば大丈夫だろうと。根っからの前向き思考なのかもしれない。後ろのことは気にしない。なんとかなるよねといつも思っている。
昨日嫁さんとお金の話をした。冷静になれたかもしれない。目の前に起きている状況の中で最善の選択をしたかもしれない。違う考え方の人がいるとそういうことがありがたい。
有名な会社であるホンダとかソニーの経営は現実派と夢想派の二人でやっていたらしい。夢を見る人間だけでは現実的ではなく、現実的人間だけでは遠くに行くことは出来ない。夢想派人間は夢を描き、現実的人間は経営を行う。
一人で二役出来ればいいが、もしそれが難しいなら素晴らしいパートナーを見つけるべきだろう。きっとお互いに補い合うことが出来る。
大抵の人たちの助言は聞く必要はないが、信頼のおける人たちの助言は聞く必要があると思う。
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