ノマクニヒコのブログ

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冬の兼六園、金沢城

金沢に一人でいる。季節は真冬である。朝の9時だ。雪が散らついていて寒い。

21世紀美術館が9時からやっていると思ったら10時からとのこと。

仕方ないので兼六園に行くことにした。こちらは朝の8時からあいているようだ。

兼六園とはもともと五代目加賀藩主、前田綱紀が所有していた庭らしい。大名が作った庭ということでとてもよく整備されている。何よりも広い。

入園料は310円だった。

雪道を歩く。ぐっ、ぐっ、と雪を踏みしめる音がする。早朝にもかかわらずスタッフの人が雪かきをしていた。

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樹齢500年という立派な松の木もあった。江戸時代から生きている松の木なのかもしれない。春先などは優雅に着物を着た人たちがここを散歩したのだろうか。

風流ねえ、とか言いながら。

ふらふらと歩き終わると、目の前に城があった。金沢城らしい。石垣が大きい。

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城マニアにはたまらない代物だろうか。とても立派だ。

中に入っていくと城の内部に入れる場所がある。

ここも入場料310円。靴を脱いで入る。長靴を履いて来なかったので足が凍えそうだった。助かった。

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釘を極力使わない伝統的な技法で作られているらしい。最近再建されたのだろうか。とても新しい建物だ。

日本の大工さんの技術は凄いと思う。どうやったらこんな大きい木材をプラモデルのように組み立てることが出来るのだろうか。

冬の兼六園金沢城は、雪が降っていることもあるので水が染みてこない靴を履いてきたほうがいいと思う。