ノマクニヒコのブログ

書きたいことを書きます。

本当に優先席に座るべき人はどんな人なのか考えてみた。

僕は最寄り駅から家までバスを利用しています。昨日のことなのですが、バスの中でちょっとした出来事がありました。

 

僕が乗った時間は夕方5時半ごろ。この時間のバスは会社帰りの人がいないので、まあまあの混み具合です。

 

僕が乗るとすぐにバスは出発。僕はどこかに座れる場所がないか、周りを見渡してみました。特に見当たらなかったので、バスの真ん中の階段のような場所に立つことにしました。

 

前を見ると、通路のところにベビーカーに子供を乗せたお母さんが立っていました。

 

動き出してすぐは赤ちゃんも落ち着いていたのですが、途中で駄々をこねだしました。どうやら抱っこをしてほしいようです。

 

そのまま座ってればお互いに快適なのに!!

 

1歳くらいの赤ちゃんってベビーカーよりも抱っこを要求するんですよね。乳児から幼児の過渡期ですね。

 

仕方なく赤ちゃんのママはベビーカーから赤ちゃんを出して抱っこをすることに。

 

これをやってみた人は分かると思うのですが、結構きついです。赤ちゃんの重さは10キロくらい。しかもバスの中は結構ゆれるので、つり革につかまってないと転んでしまいます。また、赤ちゃんはキョロキョロと自分の興味の赴くままに動きますのでバランスを取るのも大変です。

 

僕も息子が1歳くらいのときにこういう経験がありました。ベビーカーに座っておけばいいのに抱っこを要求してくる。もし抱っこをしなかったら、今にも泣き出しそう。

 

たぶん泣いてもいいからベビーカーに座らせておくのが正解なんでしょうね。なまじ泣かせてはいけない、周りに迷惑をかけてはいけないとか考えてしまうから抱っこをしてしまう。

 

そんな中、次の停留所につく手前で優先席があきました。まだバスは走っています。

 

赤ちゃん連れのお母さんに座ってほしいなあと思っていたら、手すりのところに膝がおぼつかないおばあちゃんが立っていて、座ろうとしました。

 

「あのおばあちゃんも膝が悪そうだし、仕方ないことだな」なんて考えていたら、、

 

バスが急発進して、おばあちゃんが後ろに転んでしまったのです。しかも後頭部を壁に打ち付けてしまいました。

 

「あっ!」

 

僕も思わず声が出てしまいました。

 

バスの運転手さんが目を大きくあけて近づいてきて、「大丈夫ですか!」と聞いてきました。そのおばあちゃんは「大丈夫です。」とはいっていたんですが、、

 

ちょっと心配ですよね。

 

というのも、うちの爺ちゃんも階段で転んで頭をうって、それが原因で亡くなってしまったんです。高齢の方が転んで頭を打つと致命傷になりかねません。

 

バスが動いてるときには席を立たないでくださいとよくアナウンスしているんですが、その理由がよくわかりました。

 

この出来事を通して僕なりに勝手に優先席に座るべき人の順位を考えてみることにしました。

 

1,杖をついているような足腰の弱った高齢者の方

 

2,病気や怪我をしている方

 

3,赤ちゃんを腕で抱えている方

 

この順番で優先席に座るべきなんじゃないかな。

 

椅子に座らないといけないのは自力で立てないから。そして転んで怪我してしまう可能性があるような人が優先して座るべきだなと思います。