学びって何のためにするんでしょう。
出来ないことが出来るようになるため。
ということは、まずは出来ないことにぶつからないと、学びの機会はないわけです。もちろん学びに対する動機も湧いてこない。
学校の勉強が意味ないなあと思うのは、将来役に立つかわからないことを、教えられることだと思います。
「全員に役に立つかはわからないけど、とりあえずやることになってるから教えておくね」っていう。
これでは「何のために勉強するのか」ということの答えにはならないですね。そらやる気もなくなるわ。
大事なのは、何か問題にぶつかることであったり、何かワクワクするようなものに触れることだと思うんですよね。そのきっかけがあるからこそ、何かを学ぼうと思うだろうし、やる気も湧いてくる。
そのワクワクや課題はどこからもたらされるか。
他人からだと思います。
カッコよくギターを弾いているアーティスト、食堂のご飯が美味しかったり、外の世界には感動を作れる人たちで溢れています。同時に多くの問題で溢れています。
そういうものに触れるために多くの経験を積んだり、いろんな人に会ってみたり、話してみることが大事なんじゃないでしょうか。
学校の中だけでは、同じような年齢の、同じような境遇の人たちしかいないわけです。ワクワクするようなことや、感動することも起こらない。世の中の何が問題なのか気づくこともない。
教室の中だけで教わることが学びではないですね。