NHKのEテレのスーパープレゼンテーションっていう番組が好きで、いつも録画しているのですが、今回の話もよかったです。メロディ・ホブソンというアメリカの黒人の方で、Ariel Investmentsという投資会社の社長をやられてるそうです。話しぶりもおだやかで、誰にでも親しげに話してくれそうな雰囲気のある人ですね。
アメリカは多様な人種の方がいる国です。昔は黒人差別が公然と行われていたそうですが、いまでも完全になくなったわけではないとメロディさんは語ります。メロディさんはとある会社の昼食会にいったら給仕の人に間違えられたというエピソードを語っていました。
「多様性」っていま大きなキーワードになっていますよね。多様性を持っている組織のほうが優れた成績を残すことができる、というデータもあるそうです。ヨーロッパで天然痘という病気が流行ったとき、科学者には解決できなかったが、酪農家が病気にかかっていないということがきっかけでワクチンが出来たそうです。発見したのはジェンナーというお医者さんらしいですが。詳細<天然痘ワクチンの開発者 エドワード・ジェンナー | 日本BD>
日本にいると見た目が日本人の人が多いかと思うので、肌の色とかによる多様性は認識できないかと思います。でも実際は、年齢であったり性別であったり境遇であったり目には見えない多様性が存在するのかなと思います。意識していないだけですでに多様なんだと思うんですよね。それに気づくか気づかないか、発揮するかしないかの違いで。
メロディさんのお母さんの発言がとても感動的でした。
"you can be anything” あなたは何にだってなれる。
確かにそうですよね。その人が望めば社長にだってなれるだろうし、酪農家にだってなれるはずです。その思いを黒人だからっていう見た目だけの理由で拒絶されることはないはずですよね。
朝から勉強になりました。
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