ノマクニヒコのブログ

書きたいことを書きます。

相手に合わせないという素晴らしさ

イケダハヤトさんという人がいます。

東京から高知に移住した方です。確か1986年生まれの方。僕と同い年くらいでしょうか。

ブログを中心に執筆活動などやられているようです。都会に住んでいる人や都会的な労働環境をよく批判しています。昔はツイッターをフォローしていたのですが発言が過激なので、たまにブログを見に行く感じにしています。

http://www.ikedahayato.com (イケダハヤトさんのブログ)

イケダハヤトさんの発言は攻撃的なのでいろいろと批判はあるかと思います。しかしブログという世界でパイオニアだけあって多くの意味あるメッセージを残していますね。参考になります。

僕はイケダハヤトさんの相手に合わせない決断というのが素晴らしいなと思っています。

記事の中に、電話やメールで連絡しないでください。ツイッターフェイスブックで連絡をください。とありました。


イケダハヤトさんは電話やメールをほとんど使ってないのでしょう。確かに僕もほとんど使っていません。携帯会社をmineoに変えたら携帯メールも使えなくなってしまいました。

それまでの慣習や普通に従うのではなく、自分にとって都合の良いほうに相手に合わせてもらう。こういうことって大事だと思います。捨てる決断ですね。

お客さんの言うことに合わせているといろいろと大変なことが起きます。無理をしなくてはいけなくなるかもしれません。ビジネスなんだからお客さんのいうことを聞くべきだという人もいるかと思いますが、僕はそうは思いません。お客さんのいうことを全て聞いていたらこちらが大変になるだけです。言い方を過激にすればお客さんを図に乗らせてしまいます。

例えばいろんなところにクレームってつきますよね。公園でボール遊びをさせるなとか。もっと速く対応しろとか。

クレームの中にはなるほどもっともだというものもあるかと思います。それはこちらの反省点とすればいいと思います。

しかしその中にはそうではないものもあります。お客さんの都合のいいように言っているだけのような。そういうものに全て合わせていたらこちらが大変になるだけです。

本来はサービスを提供する側とお客さんは対等なはずです。してもらってありがとう。サービスを受けてくれてありがとう。そういう関係のはずです。お客さんのいうことだけ聞いているから世の中おかしくなります。過労死なんて起きてしまうわけです。

サービスを提供する側も黙ってお客さんのいうことを聞くのではなく、こちらはこういう方針でいきますと明確に示していくべきです。

イケダハヤトさんはそういうことを示す態度が素晴らしいですね。

こういうことは個人の活動の方がやりやすいかもしれませんね。組織やグループだとなかなか思い切ったことはできません。

我々は組織に所属している人がほとんどだと思いますが、その前に個人でもあるわけです。個人的な発言や活動を全くしてはいけないわけではありません。ただ相手がどう思うかわからずその一歩が踏み出せないだけです。

こちらの方針を明確に示す。それに合わせてもらう。サービス提供者とお客さんが気持ちよく関係していくために必要なことだと思います。