家族で市営の子供館にいってきました。子供館とはおもちゃが置いてある公共施設です。
赤ちゃんや3歳未満の子供たちを連れて来ている親子がたくさんいました。日曜だったのでお父さんもたくさんいました。
なんだか子供たちが遊んでいる姿を見ていると落ち着きます。というのも彼らは言葉を全く話さないからです。目をみてコミュニケーションを取ってきます。
例えば、僕の目の前に2歳くらいの男の子がいました。僕の近くにあった救急車のおもちゃが欲しいなと思ったのでしょう。僕の目をみて、次に救急車を見ます。そうすると僕は、ああこの子は救急車のおもちゃが欲しいのだなと思って、渡してあげます。すると子供はおもちゃを受け取ります。
相手に何かを要求したいときに目を見てくるんですね。
言葉は交わしていないのですが、目を合わせていると不思議と相手のやりたいことや欲しいものが分かる気がします。じーっと見つめます。
日本の人は特にそうですが、あまり目を合わせようとしませんね。目を合わせるのは失礼だという文化があるんですかね。僕は目を合わせたいんですけど。
欧米の人と初めて出会った時は、必ず相手と目を合わせて握手します。そこで相手との距離を縮めます。その儀式をやっていると、その後の相手とのコミュニケーションもスムーズです。
言葉を交わさずに目で意思疎通を図る。それが本能的に出来る子どもたちと接していると心が落ち着きます。言葉に頼り過ぎるのも考え物です。