子供の手が離れつつある。
子供たちは、いま5歳と3歳。それぞれ一人でできることが増えてきた。体も強くなってきて、ここ最近はあまり病気にかかっている姿をみていない。
このままどんどんと一人でできることが増えていくのだろうか。
なんだか寂しくもあり、嬉しくもあり、不思議な感じがする。
子供たちをみていると、自分が子供だったころを思い出す。
私の子供のころの最初の記憶。それは幼稚園に通っていたときの記憶だ。親が近くの幼稚園まで自転車で送ってくれていた。
五歳の長男はいまその記憶が頭に染み付いている段階なんだろう。
そんな姿をみて、まるで小さかったころの自分の姿をみているようで不思議な気がするのだ。