今は変化が激しい時代だ。
例えば日本の会社をみてみよう。
富士フイルムは、もともとフィルムメーカーだ。だが現在ではデジタルカメラが主流になり、フィルムはほとんど使わない。いまの若者はフィルムの存在自体知らないんじゃないだろうか。
現在の富士フイルムは、化粧品なんかも作ってるし、医療機器なんかも作っている。
フィルムは儲からないから、新しい分野に飛び出したわけだ。最初はあまり売り上げがなかったのかもしれないが、現在では利益の中心になりつつある。
対象的に、郵便局なんかはあまり変化してない。年賀状、はがきを出すひとが少なくなっているが、いまだに売り上げをあげようと頑張っている。頑張ることはいいことだが、限界がある。いつか限界がくることは分かっているけれども、他に手立てもないし、まあいいかという感じだろうか。
このように、売り上げが落ちていく分野にしがみつくのではなく、売り上げが上がりそうな分野に注力していく力が重要だと思う。
そのためには、世の中の流れを理解する必要がある。
その力をつけるには、新聞が有効だと思う。僕は日経新聞を読んでいるが、大変参考になる。日本のくだらないワイドショーニュースはあまりのっておらず、日本の会社の動き、世界の政治経済の話、一通り網羅している。
別に全て読んでいるわけではなく、見出しをみて興味がわいたものだけ読んでいる。
このような知識があるかないかで、変化に対応できる力が変わってくるように思える。