外は雨が降っている。気温も低い。冬の雨だ。
しかし、室内は快適だ。雨もふっていないし、寒くもない。こんなに快適なことがあろうか。
それも全て、家があるからだし、エアコンが暖かい空気を作ってくれている。そして加湿器は室内の湿度を一定に保つ。
こうして快適に過ごせているのも誰かのしてくれた仕事があってこそだ。
家を作ってくれた大工さん。エアコンを作ってくれた電機メーカーの人。
この快適さを作り出すためにどれだけの労力が使われただろう。
人間は快適さに慣れるとそのありがたみを忘れてしまうんだ。
苦しみや辛さというのは、誰かの苦労を理解するのに必要なことだ。外で仕事したことない人は、こんな寒い日に外で仕事することの辛さも分からないだろう。
いま自分がこうしていられるのも誰かの仕事のおかげ。